MotoGP ドイツグランプリ [MotoGP]
イタリアGPのフリー走行で転倒し、腓骨の開放骨折を負ったロッシが、それからわずか40日後のドイツグランプリで復帰しました。しかも、ただ走っただけでなく、最後まで表彰台争いをしたというのは、まったくの驚きでした。すごい男です。
このレース、9周目に多重クラッシュからレッドフラッグ中断となり、21周での再レースとなりました。
再レースでも始めペドロサが前に出、それをロレンソがかわしてしばらくペドロサが追走していました。しかし、ペドロサがロレンソをかわして再度前に出ると、一気にペースを上げ、一周0.3秒ほどロレンソよりも速いラップを刻み続けました。2秒ほど開いたところでロレンソも2位キープに移り、興味はストーナーとロッシによる3位争いに移りました。
追い上げるロッシの方がペースがよく、一度追い抜いた後は差が広がるかと思いきや、ストーナーも粘って離れず、ラスト3周で一度追い抜き、再び追い抜かれて迎えた最終ラップの最終コーナーで、インにつけたストーナーがそのままチェッカーフラグを受けて表彰台を確保しました。最後の場面は、ロッシの負傷がバイクのコントロールを乱したようにも見えました。
優勝したペドロサは、優勝する時のパターンが、先行逃げ切りが多く、一度先頭を譲るとなかなか勝てませんでしたが、今回は速さが際立っていました。優勝してもめったに笑顔を見せない彼が、会心の笑みを見せていたので、本当に満足できるレースだったのでしょう。
125ccクラスは、ウェット宣言の中スタートし、序盤はレインタイヤを選んだライダーが先行しましたが、みるみる路面が乾いてタイヤがなくなり、スリックタイヤのライダーに抜かれました。優勝争いは4連勝中で5戦連続ポールポジションとめきめき強さを増しているマルク・マルケスと、ポール・エスパロガロに絞られました。画面で見ていても、年下ながらマルケスの方が安定しているように見えました。結局ラスト3周でエスパロガロが転倒・リタイヤとなり、マルケスが堂々の5連勝を決めました。
7番手スタートだった小山は、終盤まで3位争いを繰り広げていましたが、エスパロガロの転倒もあり、その集団の先頭でゴールし、2位となりました。チームの地元ドイツで2年半ぶりの表彰台でした。
Moto2クラスは、このところ予選での速さを見せ、先行逃げ切りでの勝利をつかんでいるイアンノーネがポールポジションから好スタートを決め、またも逃げ切りかと思わせましたが、中盤からなかなかペースが上がらずリードを広げられませんでした。そうこうするうち、スタートでトラブルに巻き込まれて出遅れ、後方から追い上げを見せたエリアスが終盤に追いつき、最後にかわして優勝しました。ポイント争い2位から4位までがノーポイントに終わったため、トップのエリアスとの差が広がりました。
このレース、9周目に多重クラッシュからレッドフラッグ中断となり、21周での再レースとなりました。
再レースでも始めペドロサが前に出、それをロレンソがかわしてしばらくペドロサが追走していました。しかし、ペドロサがロレンソをかわして再度前に出ると、一気にペースを上げ、一周0.3秒ほどロレンソよりも速いラップを刻み続けました。2秒ほど開いたところでロレンソも2位キープに移り、興味はストーナーとロッシによる3位争いに移りました。
追い上げるロッシの方がペースがよく、一度追い抜いた後は差が広がるかと思いきや、ストーナーも粘って離れず、ラスト3周で一度追い抜き、再び追い抜かれて迎えた最終ラップの最終コーナーで、インにつけたストーナーがそのままチェッカーフラグを受けて表彰台を確保しました。最後の場面は、ロッシの負傷がバイクのコントロールを乱したようにも見えました。
優勝したペドロサは、優勝する時のパターンが、先行逃げ切りが多く、一度先頭を譲るとなかなか勝てませんでしたが、今回は速さが際立っていました。優勝してもめったに笑顔を見せない彼が、会心の笑みを見せていたので、本当に満足できるレースだったのでしょう。
125ccクラスは、ウェット宣言の中スタートし、序盤はレインタイヤを選んだライダーが先行しましたが、みるみる路面が乾いてタイヤがなくなり、スリックタイヤのライダーに抜かれました。優勝争いは4連勝中で5戦連続ポールポジションとめきめき強さを増しているマルク・マルケスと、ポール・エスパロガロに絞られました。画面で見ていても、年下ながらマルケスの方が安定しているように見えました。結局ラスト3周でエスパロガロが転倒・リタイヤとなり、マルケスが堂々の5連勝を決めました。
7番手スタートだった小山は、終盤まで3位争いを繰り広げていましたが、エスパロガロの転倒もあり、その集団の先頭でゴールし、2位となりました。チームの地元ドイツで2年半ぶりの表彰台でした。
Moto2クラスは、このところ予選での速さを見せ、先行逃げ切りでの勝利をつかんでいるイアンノーネがポールポジションから好スタートを決め、またも逃げ切りかと思わせましたが、中盤からなかなかペースが上がらずリードを広げられませんでした。そうこうするうち、スタートでトラブルに巻き込まれて出遅れ、後方から追い上げを見せたエリアスが終盤に追いつき、最後にかわして優勝しました。ポイント争い2位から4位までがノーポイントに終わったため、トップのエリアスとの差が広がりました。
タグ:MotoGP
2010-07-20 22:59
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